日本の「天皇のために魚を捕まえる鳥」を米紙が取材─記者が驚いた“鵜と人間の絆” | クーリエ・ジャポン

信長はこの漁法を使う全国数百人の漁師に「鵜匠」という公式の名称を授け、捕まえたアユを定期的に献上するのと引き換えに、彼らを支援した。

それから約500年を経た現在も、皇室と鵜匠のこの契約はつづいており、人間と鳥の共同生活という、彼ら独特の生活様式も強固に残っている。鵜飼いは現在、主に観光客向けに行われているものの、皇室への献上はいまだにしっかりと守られている。

「昨晩ちょうど、約300匹を皇室へ献上したところです」と鵜匠、杉山秀二は通訳を介し語った。「大漁でしたね」。

日本にわずか9人だけ残る、宮内庁式部職鵜匠の一人である杉山は、世襲制のこの職業が絶滅の危機に瀕していると感じている。
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